膣トレって何?【膣トレ入門編】
こんにちは!
フェムテック・ナビゲーターなっちゃん先生です。
生理・月経、妊娠・産後ケア、更年期など、女性に関わる体と心の健康面について、一緒にお話ししていきましょう(^^♪
なっちゃん先生と呼んでね♪
Let’s・フェムテック!
今日は、膣トレ【入門編】のお話です。
「膣トレってなに?」と知らない方も、大丈夫。どんな人も知ることがスタートだから!
このブログに出会えてラッキー!くらいのかるーい気持ちでOKです。膣トレを始めようかなと思っていいる方も、膣トレ経験者の方も改めてご自身のやり方や知識を振り返ったり、ご自身を見つめる時間になれればと思います。
それでは、レッツゴー~♪♪
膣トレって何?
「膣トレ」という言葉、聞いたことありますか?
膣トレ(ちつトレ)とは、「膣圧トレーニング」の略であり、膣や子宮周辺の筋肉を鍛えることを指します。
膣や子宮周辺の筋肉のことを骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)と呼びます。この骨盤底筋群は、名前のとおり骨盤の底に位置し、骨盤内にある臓器を支えている筋肉の総称です。恥骨・尾骨・坐骨に、ハンモックのように付いているの。
片手の手のひらで股を包むように当ててみて。
膣や尿道、肛門なが手のひらにおさまるわね。骨盤底筋群はこの手のひらのように臓器を支えているの。
膣トレは「骨盤底筋群トレーニング」とも呼ばれていて、この骨盤底筋群を鍛えることで、あなたの身体を知り、変化を感じることができたり、不調を改善するカギとなっていくの。要チェックよ!
また、膣圧エクササイズという呼び方をすることもあります。でも、この「膣圧」という言葉は耳慣れない言葉ですよね。そもそも、膣圧がトレーニングで鍛えられるのかや、鍛える方法についても気になるところ。
ここでは、「膣圧」や「膣圧を鍛える膣トレ」とは何かについて解説していくわね。また、膣圧が下がってゆるい膣になる原因についても紹介します。
「もしかして膣がゆるい…?」「膣圧ってどういう意味?」という女性は、膣トレ前にまず言葉の定義や原因から把握していきましょう。
膣圧(ちつあつ)とは
膣圧とは、膣の締め付ける強さのこと。
元々狭いから膣の締め付け、つまり「膣圧」が強い人もいれば、通常時はふわっとした感覚にもかかわらず、意識的に締め付ける「膣圧」が強いタイプの人もいます。
女性の膣や子宮は、筋肉の塊といって差し支えないほどの臓器。一般的に、加齢や出産を経験するとが「ゆるくなる(膣圧が弱まる)」と言われます。
しかしそれは産道が伸びてしまったからでなく、伸びてしまった筋肉がきちんと収縮しなかったから。「腹筋が産後弱る」と言われているのも、そのせいです。
膣トレはどこを鍛えるの?
膣が筋肉でできているということは、言い換えると「鍛えることができる」ということ。例えば握力は、「前腕筋」といわれる手の周辺の筋肉を鍛えることで、強めることができます。
同様に膣圧も膣や子宮周辺の筋肉を鍛えることで、強めることができるの。そしてその「膣圧」を高めるためのトレーニングを膣圧トレーニング、略して「膣トレ」といいます。
膣圧に影響すると言われる膣周りの筋肉は「骨盤底筋」「PC筋」などと呼ばれています。でもね、この「骨盤底筋」は意識的に動かしたり、鍛えるのが難しい部分!
だからこそ、正しい膣トレの方法を知ることで、効果的に鍛えることができます!
今回はその方法について詳しくご紹介しますね。
ゆるい膣とは?~膣圧が下がるワケ~
あなたは膣を締めたり、緩めたりできるかしら?
10秒のうちに何回意識して締めたり緩めることができますか?
膣トレを始める前に「今のあなたの膣の感覚」を知っておくと、「ここまでできるようになった」って達成感をうんと味わえるかも!
なっちゃん先生だって、始めは「これでいいのかな?」って「よくわからないなぁ・・・」から始まったの。今ではこの経験が役立って、みんなが喜んでくれているから、とっても嬉しい!だから安心してね。
キュッと締め付ける膣もあれば、締め付けが弱いゆるい膣もあります。膣圧が下がって、ゆるい膣になるのはなぜでしょうか?膣圧が下がる原因としては、以下のようなものがあります。
~これが原因!膣圧が低下する要因一覧~
・出産(※経腟分娩の場合)
・運動不足などによる肥満
・子宮摘出術などの外科手術の際に生じる損傷
・加齢
・腹部に圧力がかかる動作の習慣化(※重いものを持ち上げるなど)
腟がゆるい原因は、基本的に骨盤底筋が衰えることにあります。通常、女性は加齢とともに骨盤底筋の筋力が低下しますが、その他にも肥満や出産なども原因となります。
ただ、膣圧が下がってゆるい膣になるのは、ラブタイム中の濡れ具合や体調なども影響すると考えられています。そのため、「腟がゆるいかも…?」と悩んでいる女性全てが、骨盤底筋に原因があるというわけではありません。
膣トレ(ちつトレ)を始めるタイミング
「尿漏れ・湯漏れ」は骨盤底筋が緩んでいることが原因のひとつ。
「私はまだ若い(20代)から」「出産経験していない(30代)から大丈夫」?
20代の女性でも、尿漏れで悩んでいる女性は1/2~1/3以上。
40-50代の女性や出産経験をした女性が多いと思いきや!10代、20代の出産経験のない女性でも尿漏れの経験があるという調査が!
意識的に動かさない筋肉だからこそ、世代関係なく尿漏れで悩んでいる女性が多いのかもね。毎日歩くから足腰の筋力が保てるように、膣トレでエクササイズよ♪
では膣トレはどのような方に適しているのでしょうか?
簡単!膣トレ(ちつトレ)スタートチェック
それでも、どんなタイミングでスタートすればよいのかわからない方もいらっしゃるでしょう。膣圧トレーニングがおすすめなのは、以下のようなタイプの人です。
~こんな悩みを持つ方に!膣トレCHECK~
・お風呂から上がって膣からお湯が出た(湯漏れ)
・ジャンプしたり、くしゃみしておしっこが出た(尿漏れ)
・トイレが近い、夜中に何回もトイレ行く(頻尿気味)
・彼に「あそこ締めて」といわれた
・最近彼がいくのが遅い気がする
・もっとラブタイムの満足度を上げたい
・彼との密着感をあまり感じられず快感が少ない
さて、いくつ当てはまりましたか?
1つでも当てはまったら、膣トレをするチャンスね!
膣トレは「今よりも膣圧を強くする」ためのエクササイズ。そして、あなたの日々の過ごしやすさのための筋トレです。上記の悩みを持つ人には、もちろんおすすめです。特に悩んでいない方には、「今よりも膣圧が上がる」ことによるメリットが色々あります。
次のお話しでは、そのメリットについて具体的に紹介していきます。
★いますぐに膣トレを始めるなら→膣トレ・インナーボール一覧
セクション②
「よし!早速膣トレ始めよう!」と膣トレを始めてみた方で、「インナーボールが入らない!」「痛くて断念しました」って声も聞くのだけど、そもそも膣についてちゃんとお手入れしていますか?
膣を見たことがない、おしっこを吹くときもゴシゴシ、しかもボディソープでそのまま膣を洗っちゃってます、なんてナッシングよ!
あなたの膣について、どこまで知っていて、今どんな状態か感じられていますか?
ここで大事なのは、膣トレを始めとする【セルフケア】について。
セルフケアって?
セルフケアと聞くと、どんなことを思い浮かべますか?
セルフケアとは、「自己管理」のことを指します。
健康を維持・管理するために自分自身で取り組むものとなります。そのため範囲はとても広く、ウォーキングやヨガといった体力作りから、健康診断といったものも含まれます。
イライラや不安を感じ、憂うつな気持ちになるなど、メンタルヘルスの不調。早期から身体や精神にも様々な兆候が表れます。
早期に対策をとることで短期間での症状改善が図れるものの、メンタルヘルスの知識がない場合には本人すら気づかないことも多々あります。
まずはあなた自身がいつもの自分と「違う」ことに気づくことが大切。心の健康について正しい知識を持つことが必要となってきます。
メンタルヘルス不調を未然に防ぐためにはセルフケアは重要になります。
フェイスケア、ボディケア、ヘアケアなど、女性は特になじみがあるセルフケアではないでしょうか。
顔のシミ、シワ、肌や髪の乾燥から守ったり、改善しようとしたり、毎日頑張っているケアこそ、愛されるあなたになるためのセルフケア。
セルフケアとは、ストレスとどう向き合い軽減させるのかということなの。
ストレスとは切っても切れない関係だからこそ、ストレスとどう向き合うか。あなたらしく過ごせるためにセルフケアは必要。人生100年時代、セルフケアでこれからの未来を楽しく過ごして、愛し愛されるあなたの人生を楽しみましょう!
愛されるセルフケアをご紹介します。
愛される3つのセルフケア
~愛されるセルフケアで〇〇を手にいれよう!~
ちょっと体の具合が悪いみたい…
「今日は早めに寝よう」「ゆっすりと湯船につかろう」自分ができる範囲で自分の面倒を見るセルフケア。
毎日のケアこそ、いつでもどんなときも自分の変化に気づき、誰よりも早く、自分をいち早く守ることができる。だから、幸せが手に入るの。
愛されるセルフケアは3step
①体を温めて清潔に
②会陰マッサージ
③膣トレ
※愛されるポイントはそれぞれ単独で行うことではなく、並行してケアをすることに意味があります。
なぜなら、並行してケアをすることで即効性があります。そしていつ始めても効果があらわれるの。
最初に効果があわられるのは「膣」。
・やわらかさ
・潤い
・温かさ
これらが戻った膣になるとデリケートゾーンの不快感が嘘みたいに変わります。逆をいうと、もともと膣は温かく、やわらかく、潤いがあるもの。加齢に伴い遅かれ早かれ必ず劣化する身体。不調やトラブルが起こって取り換えることができない身体だからこそ、あなたの膣を知っておくこと!要チェックよ!
健康な膣であることは、普段の生活も心地よく、パートナーとの大切なふれあいも心からの幸福感を感じられます。愛されるあなたになるセルフケアを始めましょう。
愛されるセルフケアは、究極のアンチエイジングなの。
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①温めて清潔に →デリケートゾーンケア + インナーケア
②会陰マッサージ →マッサージオイル
③膣トレ →膣トレ・インナーボール
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今日は、【膣トレ入門編】。
膣トレの言葉の意味や、今のあなたの身体のサインから膣トレをスタートするチャンスだと思ってお話してみました。
自分の身体を後回しにしがちだけど、自分を守れるのはあなた自身よ。膣について読みやすい本もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
なっちゃん先生から最後に一言(^^♪
あなたを守るのはあなた自身。これから必ず変化する心と体に向き合うことが、楽しく愛される時間を過ごすカギ。いつまでも笑顔あふれる時間になりますように❤
フェムテック・ナビゲーターのなっちゃん先生でした(^^♪